問い合わせが増えないときに見る2つの数字
問い合わせが増えない原因は、大きく2つに分かれます。そもそも訪問者が少ないのか、訪問者はいるのに行動に至っていないのか。この2つは対策がまったく違うため、先に切り分けておきます。
見るのは「月間のアクセス数」と「問い合わせ件数」の2つです。ホームページを訪れた人のうち問い合わせに至る割合は、1%前後が一つの目安とされます。月に500人が訪れて問い合わせが数件なら、極端に低いわけではありません。この場合は、内容を直すよりアクセスを増やすほうが効きます。
一方、月に1,000人以上訪れていて問い合わせが0〜1件なら、ページの中身か問い合わせの導線に原因がある可能性が高くなります。ここから先は、この「訪問者はいるのに動いてもらえない」場合の改善を中心に見ていきます。
ページの内容で不安を減らす
問い合わせをする直前に人が感じているのは、「連絡したら売り込まれないか」「費用はいくらか」「自分の状況でも対応してもらえるか」といった不安です。この不安を先に解消しておくと、行動までの距離が縮まります。
- 料金の目安を載せる:確定できなくても「○○円〜」と幅で書く
- 対応できる範囲を書く:エリア、業種、規模など
- 問い合わせ後の流れを書く:返信までの日数と、その後どう進むか
- 顔や現場が分かる写真を載せる:スタッフ、店内、作業風景
- よくある質問を置く:実際に電話で聞かれる内容をそのまま載せる
よくある質問は、特別な取材をしなくても作れます。日々の電話やメールで繰り返し聞かれることを5つほど書き出すだけで、同じ疑問を持つ人の不安を減らせます。書き出す作業は、社内で答えをそろえることにもつながります。
フォームは入力の手間を減らす
内容に納得しても、フォームが面倒だとそこで止まります。入力にかかる手間は、そのまま離脱につながると考えておくとよいでしょう。
- 項目を減らす:名前・連絡先・用件があれば足りることが多い
- 必須と任意を分ける:必須は最小限にする
- スマホで押しやすい大きさにする:ボタンと入力欄を指で扱える幅にする
- 入力の形式を制限しすぎない:電話番号のハイフンの有無などで弾かない
- 電話ボタンも並べて置く:書くより話すほうが早い人が一定数いる
郵便番号や会社名、住所など、最初の相談では必要のない項目が並んでいることがあります。後から聞けばよい情報は思い切って外してしまうほうが、結果として件数は増えます。
改善したあとに確認すること
手を入れたら、変わったかどうかを必ず確かめます。確認しないまま次の改善に進むと、何が効いたのか分からなくなり、次の判断ができません。
見るのは、問い合わせ件数、フォームを開いた人のうち送信まで至った割合、そして電話の本数です。電話は記録が残りにくいので、「ホームページを見た」と言われた件数を手元にメモしておくだけでも十分に役立ちます。
変化を見るには、最低でも1か月、できれば2〜3か月続けて比べます。業種によっては季節による波があるため、前月との比較だけでなく、前年の同じ月とも見比べると判断を誤りにくくなります。
そして、一度に何か所も変えないことです。フォームと料金表示を同時に直すと、どちらが効いたのか分かりません。1か所ずつ変えて確かめるほうが、遠回りに見えて結果的に早く形になります。
まとめ
明石で問い合わせを増やすために、押さえておきたい点を振り返ります。
- まずアクセス数と問い合わせ件数から、原因の場所を切り分ける
- 費用・対応範囲・その後の流れを書き、不安を先に減らす
- よくある質問は、実際に聞かれることをそのまま載せる
- フォームの項目は必要最小限にし、電話ボタンも並べて置く
- 改善は1か所ずつ行い、1〜3か月かけて変化を見る
問い合わせを増やす作業は、大きな作り替えよりも小さな調整の積み重ねで進みます。今日できるところから、ひとつずつ手を入れてみてください。
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