観光客と地元のお客様では知りたいことが違う

同じ店を探していても、観光で訪れる人と、近くに住む人とでは、確かめたいことが違います。

  • 観光客:雰囲気、景色、ここでしか味わえないもの
  • 地元のお客様:普段使いできる価格か、いつ開いているか
  • 観光客:旅の途中で寄りやすいか、駐車場はあるか
  • 地元のお客様:どんな人がやっている店か、気軽に入れるか

海の見える景色やおしゃれな写真だけのページは、観光客には響いても、地元の方には「自分たちが行く店ではない」と思われることがあります。日常のメニューや価格、普段の様子も見せてください。

地元の方向けに、平日のランチや持ち帰り、近所の方向けのサービスなどがあれば、トップページの分かりやすい場所に載せておきます。観光の時期が落ち着いたあとも、足を運んでもらえる理由になります。

観光客向けの発信と地元の方向けの発信を、同じ場所で混ぜすぎないことも大事です。季節のイベントや限定メニューはお知らせで、普段のメニューや価格は固定のページで、と分けておくと、どちらの方も必要な情報にたどり着けます。

店主の人柄と、移住の経緯を伝える

地域の方は、新しくできた店に「どんな人がやっているのだろう」という関心を持っています。店主の顔と人柄が見えると、入りやすくなります。

  • 店主の写真と名前
  • 淡路市に移住しようと思ったきっかけ
  • この場所で店を開いた理由
  • 以前の仕事や経験と、店でいかしていること
  • 地元の食材や素材を使っているなら、その話

移住の経緯は、読む人の共感を生みやすい話です。「この土地のどこに惹かれたのか」を素直に書くと、地元の方にとっても、自分の暮らす場所を改めて見つめるきっかけになり、親しみを持ってもらえます。

長い文章は要りません。数行の自己紹介と、店に立っている写真が1枚あれば十分です。

移住してきた人ならではの視点は、地元の方には新鮮に映ることもあります。島で好きになった景色や、暮らしてみて驚いたことなどを、ときどきお知らせで紹介するのもよいでしょう。

地元のお客様と話す店主

島での道案内を丁寧にする

島の中の道は、住所だけでは分かりにくいことがあります。カーナビや地図アプリで案内されても、入口が見つけにくい店も少なくありません。

  • 近くの目印(交差点、海沿いの道、大きな施設など)からの道順
  • 入口や看板の写真
  • 駐車場の場所と台数
  • バスで来る場合の最寄りの停留所
  • 地図アプリで検索するときの店名の表記

Googleビジネスプロフィールに店を登録し、ピンの位置が正しいかを確かめておいてください。地元の方も、新しい店はまず地図で場所を確かめます。

道に迷ったときの電話番号を、道案内のすぐそばに書いておくのも親切です。島の外から来る方には、明石海峡大橋を渡ってからの道順や、最寄りのインターチェンジからのおおよその時間を書いておくと、計画が立てやすくなります。

営業日と営業時間を分かりやすく

開業したばかりの店や、少人数で営む店は、営業日が不定期になることもあります。そのこと自体は問題ありませんが、伝え方が大事です。

  • 基本の営業日と営業時間
  • 月ごとの営業カレンダー
  • 臨時休業や、季節による営業時間の変更
  • 天候で営業を変える場合の案内の方法
  • 予約が必要か、予約なしで入れるか

「行ってみたら閉まっていた」が一度でもあると、地元の方は足が遠のきます。営業カレンダーをホームページに載せ、変更があればSNSやGoogleビジネスプロフィールでもすぐに知らせてください。

営業日を前もって決めにくい時期は、「次の営業日」を毎週お知らせするだけでも構いません。大事なのは、最新の情報をどこで見ればよいのかを、はっきりさせておくことです。

スマホで店の情報を調べる

地域とのつながりを見せる

地元のお客様は、地域に根づこうとしている店を応援したいと考えます。地域との関わりがあれば、ホームページでも伝えてください。

  • 地元の生産者から仕入れている食材や品物
  • 地域の行事やイベントへの出店・参加
  • 近くの店や施設との連携
  • 地元の方の声(了解を得たうえで、本人の言葉で)

「〇〇さんの野菜を使っています」と生産者を紹介すると、その生産者を知る地元の方にとって身近な店になります。紹介するときは、必ず相手の了解を取ってください。

地域とのつながりは、無理に作るものではありません。日々の営業の中で生まれた関わりを、少しずつ載せていけば十分です。地域の行事に出店したときの様子を写真で残しておくと、まだ店に来たことのない方にも、地域に根づいて営んでいることが伝わります。

淡路市でのホームページ制作については、淡路のホームページ制作のページでもご案内しています。

まとめ

淡路市で開業した移住者が、地元のお客様に知ってもらうために押さえる点です。

  • 観光客向けの写真だけでなく、普段使いの情報も載せる
  • 店主の顔と、移住や開業の経緯を短く伝える
  • 島の道案内は、目印と写真で丁寧に
  • 営業カレンダーを載せ、変更はすぐに知らせる
  • 地域とのつながりを、日々の営業の中から伝える

まずは、近所の方に店のことをどう紹介しているかを思い出してみてください。その言葉が、地元のお客様に届くホームページの文章になります。

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