登録者数を目標にしない

広告収入を狙うチャンネルと、商品を知ってもらうためのチャンネルは、まったく別のものです。

  • 目的は、問い合わせや商談を進めやすくすること
  • 見てもらいたいのは、検討している少数の人
  • 再生数が3桁でも、その全員が見込み客なら十分
  • 毎日投稿する必要はない
  • 流行の企画を追う必要もない

再生数を目標にすると、本業と関係のない企画に手を出すことになります。それは中小企業の使い方ではありません。

動画を置く場所としても都合がよく、自社のサーバーに大きなファイルを置かずに済みます。ホームページの表示を重くせずに、必要なページから呼び出せます。

最初に作るとよい動画

何を撮るかで迷ったら、普段から口頭で説明していることを選んでください。

  • 商品・サービスの使い方(説明書の代わり)
  • よくある質問への回答(1問1本、1〜2分)
  • 会社や工場、店内の紹介
  • 作業や施術の流れ
  • 代表やスタッフのあいさつ

特に効くのは「よくある質問」です。電話やメールで毎回説明していることを1本にしておけば、そのURLを送るだけで済みます。説明にかかる時間が減り、伝わり方も揃います。

使い方の動画は、購入後のお客様にも役立ちます。問い合わせ対応の負担が減るという意味で、集客とは別の効果があります。

撮影した動画を編集する

撮影と編集の負担を減らす

続かない原因は、作り込みすぎることです。

  • スマートフォンで撮る。専用の機材は後回し
  • 明るい時間、静かな場所を選ぶ
  • 話す内容は箇条書きのメモにして、手元に置く
  • 1本1〜3分。長いものは分ける
  • 編集は不要な部分を切るだけにする
  • 音が聞き取りにくければ、文字を入れる

手ぶれや言い間違いは、思っているほど気にされません。内容が分かるかどうかのほうが大事です。

撮る日をまとめると効率が上がります。1日で5本撮っておけば、しばらく公開に困りません。

見つけてもらうための設定

上げただけでは見つかりません。最低限の設定はしておいてください。

  • タイトルに、探される言葉を入れる(商品名、型番、作業名)
  • 説明欄に、内容の要約とホームページのURLを書く
  • 会社名や地域名を入れる
  • サムネイルに、内容が分かる文字を入れる
  • 関連する動画を再生リストにまとめる

「動画3」のようなタイトルでは、誰にも届きません。「○○の取り付け方|△△(会社名)」のように、内容と社名が分かる形にしてください。

説明欄のURLは、その動画に関係するページへ直接つなぐこと。トップページに送るより、その商品のページに送るほうが話が早く進みます。

動画でサービスを理解する視聴者

ホームページや営業と組み合わせる

動画は単体で置いておくより、すでにある接点と組み合わせるほうが効きます。

  • 商品ページに、その商品の動画を埋め込む
  • よくある質問のページから、回答の動画へリンクする
  • 見積もりや提案のメールに、説明動画のURLを添える
  • 展示会や商談の場で、その場で見せる
  • 名刺やチラシにQRコードを載せる

商談の前に見ておいてもらえると、当日の説明が短く済みます。相手の社内で共有されることもあり、そこから話が広がることもあります。

ホームページへの載せ方は、動画やショート動画をホームページに載せて魅力を伝える方法で解説しています。

まとめ

中小企業のYouTube活用で押さえる点です。

  • 登録者数や再生数を目標にしない
  • 普段から口頭で説明していることを撮る
  • スマホで、1本1〜3分。編集は切るだけ
  • タイトルと説明欄に、探される言葉と社名・URLを入れる
  • 商品ページやメール、商談の場と組み合わせる

まずは、お客様からよく聞かれる質問を1つ選んで、1分の動画を撮ってみてください。1本あるだけで、使い道はすぐに見つかります。

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