観光客と地元客では探し方が違う

同じ「明石で食事をする」でも、入口がまるで違います。

  • 観光客:「明石 明石焼」「明石 ランチ 駅近」で検索し、地図から店を選ぶ
  • 観光客:滞在できる時間が限られるため、営業時間と場所を先に確かめる
  • 地元客:店名で直接調べる。今日開いているかを確かめる
  • 地元客:新しいメニューや、季節の仕入れを気にする

観光の方は、初めての店に入る不安を消してほしい。地元の方は、いつもと違う理由がほしい。求めているものが逆方向なので、1つのページで両方に答えようとすると、どちらにも届かなくなります。

対策はシンプルです。トップページは初めての方向けに整え、地元の方向けの更新情報は別の場所に置きます。

初めての人の不安を先に消す

初めて入る店には、料理以外の不安があります。

  • 何時から何時まで開いているか(ラストオーダーも)
  • 定休日と、臨時休業の有無
  • 予算はいくらくらいか
  • 一人でも入れるか、子ども連れは大丈夫か
  • 席数とカウンターの有無
  • 駐車場の有無、または最寄り駅からの道順
  • 現金以外が使えるか

明石駅や明石公園から歩く方が多い店なら、「駅から徒歩○分、商店街を抜けて右手」のように、実際に歩く道順を書いてください。地図を貼るより伝わります。

写真は、料理と店内の両方が要ります。店内の写真が無いと雰囲気が分からず、入りにくく感じられます。

スマホで飲食店を探す観光客

名物は1つに絞って前に出す

メニューを全部並べると、何の店なのか分からなくなります。最初に見せるのは1つで十分です。

  • 一番注文される料理を決め、写真と説明を大きく置く
  • 「○○が名物です」と言い切る
  • 使っている魚や食材の産地を書く
  • 価格を添える
  • 季節で変わるものは、その旨を書く

明石の飲食店であれば、地元で水揚げされた魚やたこを使っていること自体が、探されている理由になります。その一文を料理の説明に入れてください。

名物を決めることは、ほかのメニューを隠すことではありません。まず1つで興味を持ってもらい、その先でメニュー全体を見てもらう。その順番にするということです。

地元の人に向けた情報は別に置く

常連の方が見るのは、変わったところです。

  • 今日の仕入れ、季節限定のメニュー
  • 宴会・貸切の受付状況
  • 臨時休業や営業時間の変更
  • 新しいメニューの案内

これをトップページに混ぜると、初めての方には分かりにくくなります。「お知らせ」として別に置き、トップから1つリンクを張る形がおすすめです。

更新は短い一文で構いません。「本日は明石鯛が入っています」という程度でも、見に来る理由になります。毎日でなくても、週に1回でも続くほうが効きます。

店の名物料理

予約と混雑の伝え方

観光の方は、行ってから並ぶ時間を取れないことがあります。混み具合の目安を書いておくと親切です。

  • 予約を受けているか、何名から受けるか
  • 混みやすい曜日・時間帯
  • 待ち時間が出やすい時間の目安
  • 予約なしで入りやすい時間帯
  • 当日の電話予約ができるか

電話に出られない時間があるなら、その旨と、ネットから受けられる窓口を用意してください。調理中に電話が鳴って手が止まる負担も減ります。

ネット予約の始め方は、電話予約だけの店舗がオンライン予約を導入するときの進め方で解説しています。

まとめ

明石の飲食店のホームページで押さえる点です。

  • 観光客は「初めての不安」、地元客は「いつもと違う理由」を求めている
  • 営業時間・予算・席・道順を先に分かるようにする
  • 名物は1つに絞り、産地とあわせて前に出す
  • 地元向けの更新情報はお知らせとして別に置く
  • 混み具合の目安と予約の受け方を書く

まずは、お客様からよく聞かれる質問を書き出してみてください。その答えを並べるだけで、初めての方が入りやすいページになります。

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