登録しただけでは、伝わる情報が足りない
Googleビジネスプロフィールは、Googleマップや検索結果に出るお店の情報欄です。登録は無料で、店名・住所・電話番号・営業時間を入れれば、ひとまず表示されるようになります。
ただ、そこで止まっているお店は少なくありません。写真が外観1枚だけ、投稿は一度もなし。この状態だと、地図で見つけてもらえたとしても、そこから来店までは距離があります。
探している人が知りたいのは、住所や電話番号だけではありません。どんな店内なのか、何が出てくるのか、今も普通に営業しているのか。文字情報だけでは、この3つが伝わりません。
写真と投稿は、それを埋めるためのものです。どちらも管理画面から数分で追加でき、費用はかかりません。手を付ける順番としては、まず写真を揃え、そのあとに投稿を習慣にする形が進めやすくなります。
載せておきたい写真の種類と枚数
枚数の目安は、最低でも10枚、できれば20枚程度です。種類が偏らないように、次のような区分で揃えます。
- 外観:昼と夜、それぞれ1枚ずつ。看板が読める角度で撮る
- 入口周辺:初めての人が「ここで合っている」と確認するための1枚
- 店内:入口から見た全景と、席や設備のタイプごとに1枚
- 商品・メニュー・施術の様子:主力のものから順に、5枚以上
- 駐車場:入り方が分かりにくい場合は特に有効
- スタッフ:顔が出せる範囲で。人が見えると安心感につながる
見落とされがちなのが、入口と駐車場です。初めて行く人にとっては、たどり着けるかどうかが最初の不安になります。ここが写真で分かるだけで、来店までの心理的な負担が減ります。
なお、お客様が投稿した写真も同じ場所に並びます。自分で載せた写真が少ないと、そちらばかりが表示されることになります。見せたい姿を伝えるためにも、店側の写真をある程度の枚数そろえておくことをおすすめします。
写真の撮り方は、3つ押さえれば十分
撮影機材をそろえる必要はありません。今のスマホであれば画質は十分です。押さえるのは次の3点です。
1つめは明るさです。自然光が入る時間帯に、窓のある方向を背にして撮ります。店内が暗いと、実際より狭く、古く見えてしまいます。照明はすべて点けた状態で撮ってください。
2つめは水平です。カメラのグリッド表示を出して、床や棚のラインをまっすぐに合わせます。傾いているだけで、雑な印象になります。
3つめは余計なものを入れないことです。段ボール、私物、掃除道具。撮る前に一度、画面の端まで確認します。人が写り込む場合は、許可を取るか、顔が分からない角度にします。
加工については、明るさを少し上げる程度にとどめます。色を強く変えると、実物との差が生まれ、来店した人をがっかりさせることになります。写真は期待を作るものなので、実物より良く見せすぎないほうが結果的にうまくいきます。
撮り直しの目安は、内装を変えたとき、メニューや商品を入れ替えたとき、季節の設えを変えたときです。年に数回でも入れ替えていれば、情報が古いままにはなりません。
投稿は「今の様子」を短く伝える場所
ビジネスプロフィールには投稿機能があり、写真1枚と短い文章を載せられます。ホームページのお知らせと違い、地図や検索結果の近くに表示されるのが特徴です。
書く内容は、次の型を回すだけで十分です。
- 新しい商品・メニュー:写真1枚と、値段と、ひとこと
- 季節の案内:期間限定のもの、時期ごとのおすすめ
- 営業に関するお知らせ:臨時休業、時間の変更、混み合う時間帯
- よくある質問への回答:駐車場、予約の要否、支払い方法
- 店内の様子:模様替え、新しい設備、日々の一場面
1回の投稿は3行程度で構いません。長い文章より、写真が1枚あることのほうが効きます。頻度は月に2〜4回を目安にすると、負担なく続けられます。
投稿には、ホームページの該当ページへのリンクを付けられます。詳しい説明はホームページ側に置き、投稿はきっかけを作る役割にすると、書く量を増やさずに済みます。
効果の確かめ方と、続けるための決め方
ビジネスプロフィールの管理画面では、無料で次の数字が見られます。感覚ではなく、ここを見て判断します。
- プロフィールが表示された回数と、検索された語
- ホームページへのクリック数
- 電話をかけられた回数
- ルート検索(道順を調べられた)の回数
来店数そのものは分かりませんが、ルート検索の回数は来店に近い動きです。写真を増やした月、投稿を続けた月に、この数字がどう動いたかを見ていくと、手応えがつかめます。
続けるための決め方も、先に用意しておきます。担当を1人決める、更新する曜日と時間を決める、書く内容の型を3〜4個決める。この3つが決まっていれば、忙しい時期でも止まりにくくなります。
たとえば「毎月1日と15日の閉店後に、写真1枚と3行を投稿する」といった形です。所要時間は5分程度で、特別な準備も要りません。数を増やすことより、途切れないことのほうが大事です。
まとめ
Googleビジネスプロフィールの写真と投稿の運用について、要点を振り返ります。
- 登録だけでは、店内の様子と営業の実感が伝わらない
- 写真は10〜20枚。外観・入口・店内・商品・駐車場を偏りなく揃える
- 撮り方は「明るさ・水平・余計なものを入れない」の3点
- 投稿は月2〜4回、写真1枚と3行程度。型を決めておく
- ルート検索やクリック数を月に一度見て、続け方を調整する
まずは管理画面を開いて、今の写真の枚数を数えてみてください。10枚に届いていないなら、そこが最初に手を付ける場所です。
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