予約サイトとホームページの役割を分ける
予約サイトは、新しいお客様に見つけてもらう入口として役に立ちます。一方で、同じ画面に多くのサロンが並び、価格やクーポンで比べられやすい場所でもあります。ホームページは、比べられる前に「このサロンに行きたい」と決めてもらうための場所です。
- 予約サイト:エリアと価格から探している人に見つけてもらう
- ホームページ:スタイリストの得意分野や考え方を知ってもらう
- SNS:仕上がりの写真で、日常的に思い出してもらう
- Googleマップ:近くで探している人に、場所と口コミを見てもらう
予約サイトをやめる必要はありません。予約サイトで見つけた人が、店名で検索してホームページを見に来ることも多くあります。そのときに、予約サイトには載せきれない情報が置いてあるかどうかで、指名につながるかが変わります。
予約サイトは掲載の形式が決まっているため、どのサロンも似た見え方になります。ホームページなら、写真の並べ方や文章の長さを自分たちで決められます。サロンの雰囲気やスタイリストの人柄まで伝えられるのは、自分たちで持つページならではの強みです。
「誰に切ってもらえるか」を前に出す
指名予約が増えるかどうかは、スタイリスト一人ひとりがどれだけ見えるかで決まります。サロン全体の紹介だけでは、誰を選べばよいか分かりません。
- スタイリストごとに1ページ、または1つの区切りを設ける
- 得意なスタイルや技術を具体的に書く(ショート、白髪ぼかし、縮毛矯正など)
- その人が手がけた仕上がりの写真を並べる
- 経歴は短く、接客で大事にしていることを書く
- 出勤している曜日を書く
「カット・カラー・パーマ、何でもできます」より、「くせ毛を活かしたショートが得意」のほうが、同じ悩みを持つ人に届きます。
経験年数の浅いスタイリストでも、得意なことや大事にしていることがはっきりしていれば、指名につながります。経歴の長さより、「この人に任せたい」と思える一言のほうが、選ぶ理由になります。
写真は、モデルや施術を受けた方に掲載の了解を必ず取ってください。顔を出さず、後ろ姿や横顔だけでも技術は伝わります。
得意なメニューを絞って見せる
競合の多い地域では、何でもできるサロンより、何が得意なサロンかがはっきりしているほうが選ばれやすくなります。
- 一番力を入れているメニューを1〜2つ決める
- そのメニューについて、悩み・施術の流れ・料金・所要時間を1ページにまとめる
- どんな方に向いているかを書く
- 施術後の手入れの方法も添える
「神戸 縮毛矯正」「三宮 白髪染め」のように、地域名とメニュー名で探す人は、すでに悩みがはっきりしています。そのメニューのページがあれば、検索から直接たどり着いてもらえます。
料金は目安でも書いておいてください。髪の長さで変わる場合は、長さごとの目安と、当日のご相談で変わることがある旨を添えます。
メニューのページには、施術の前と後で何が変わるのかを、写真と一緒に短く書いてください。「まとまりやすくなります」と言葉で書くより、仕上がりの写真と、乾かし方などの手入れの説明があるほうが、自分の髪に置き換えて考えやすくなります。
区や駅の名前で探されることを意識する
神戸市は東西に長く、9つの区に分かれています。お客様は「神戸市」よりも、通いやすい駅や区の名前で探すことが多くあります。
- 最寄り駅と、駅からの徒歩分数を書く
- 「三宮」「元町」「岡本」など、実際に使われる地名を本文に入れる
- 近くの目印(商業施設や通りの名前)で道順を書く
- 駐車場の有無、近くのコインパーキングの案内
- 仕事帰りに寄れるか(最終受付の時間)
同じ神戸市でも、三宮周辺と住宅地の駅前では、来るお客様の事情が違います。仕事帰りの方が多いのか、子育て中の方が多いのか。それによって、前に出す情報も変わります。
神戸市は坂の多い地域もあり、駅から近くても上り坂が続く場所があります。徒歩の分数だけでなく、「坂を上った先」「信号を渡ってすぐ」のように、歩く人の目線で書くと親切です。
Googleビジネスプロフィールの店舗情報と、ホームページの住所・営業時間は、同じ内容にそろえておいてください。
予約までの迷いを減らす
指名したいと思っても、予約の手順が分かりにくいとそこで止まります。
- どのページからも予約ボタンにたどり着ける
- スタイリストのページから、その人を指名して予約できる
- 初めての方向けの流れ(カウンセリング、所要時間)を書く
- キャンセルの決まりを分かりやすく書く
- 電話とネット、どちらでも受け付けていることを示す
予約そのものは予約サイトの仕組みを使い、ホームページからそこへつなぐ形でも構いません。大事なのは、ホームページで「この人にお願いしたい」と思った気持ちのまま、迷わず予約まで進めることです。
一度来てくださった方に、次の予約を入れてもらう流れも大事です。会計のときに次回の目安を伝える、季節ごとのおすすめメニューをホームページに載せておくなど、もう一度来るきっかけを用意しておくと、指名のお客様が少しずつ積み上がっていきます。
まとめ
神戸市の美容室・サロンのホームページで押さえる点です。
- 予約サイトは入口、ホームページは指名を決めてもらう場所と分ける
- スタイリストごとの得意分野と仕上がりを見せる
- 力を入れているメニューを絞り、1ページにまとめる
- 区や駅の名前、道順、最終受付の時間を書く
- スタイリストのページから迷わず予約できるようにする
まずは、スタッフ一人ひとりに「一番得意なスタイル」を聞いて書き出してみてください。それがそのまま、指名につながるページの材料になります。
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